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活動履歴

第2回ASK依存症予防教育アドバイザー養成講座を開催しました

2019年8月31日、9月1日、第2回ASK依存症予防教育アドバイザー養成講座を開催しました。
依存症からの回復の実感を持つ当事者・家族・支援者30名が、北は宮城、南は鹿児島から東京(四谷)に集まり、出会いを喜びながら、真剣に学びあった熱い2日間でした。
最終テストと提出物から総合的に審査し、29名が合格、ASK認定依存症予防教育アドバイザーとして活動を開始することになりました。

厚生労働省「令和元年度依存症民間団体支援事業費補助金」を受け、受講料無料で実施しています。毎回、定員を大きく超える応募があるため、依存症のジャンル、地域、職種などのバランスを調整して選考、受講がかなわない方も数多くいます。今年度は、11月29・30日に第3回養成講座を予定しています。

この講座の持ち味は何と言っても、アルコール・薬物・ギャンブルを中心とした幅広い依存症の、当事者・家族・支援者が一堂に会し、対等な立場でお互いから学び合うこと。参加者がリソースそのものです。
第2回講座に参加した当事者には俳優と歌手、新聞記者もいましたし、家族の立場で市議会議員という方もいました。
支援者の職種も、弁護士・医師・看護師・保健師・心理師・作業療法士・精神保健福祉士・社会福祉士・介護福祉士・薬剤師・大学教員……と幅広いのです。

なお、今年度は、新生会病院・和気隆三名誉院長からのご寄付を活用し、大学への講師派遣も行なっています。医学・看護・社会福祉・心理など、将来の支援者たちに、依存症について知ってもらい、応援団になってもらおうという趣旨です。派遣ご希望の方は、info@ask.or.jpまでお申し出ください。

第2回養成講座のようすを写真でどうぞ。最後に受講者の感想もあります。

養成講座を受講して(認定アドバイザーの感想)

【当事者】
●薬物当事者/回復施設(山梨)
今までは現場の当事者目線しかなく、なかなか言語化することができず、「なぜ?」を表現したり伝えたりするのが苦手でした。
しかし参加型の講座で、「正しい知識」「回復の実感」「ライフスキル」と言う三本柱を真剣に学ぶことができ、今までの「なぜ?」を具体的に理解することができました。
今後、私自身の活動にとても役立ち、地域の方や行政などにもキチンと論理立てて伝えることができそうです。
テストはすごく緊張し、本当に不安でしたが、皆さんの協力のもとなんとか合格でき、子どもの時からもっと勉強をしておけばよかったなーと、つくづく自分の学習能力のなさを悔やみました。
私にとって本当に有意義な2日間でした。この熱意を忘れずに実践して伝えていきたいと考えています。

●ギャンブル当事者(千葉)
今まで知らなかったことを学ぶことができました。
講座に使用された資料は、人に伝えるにはどうしたらよいかを試行錯誤してきたものだと実感できました。
話す時に上がりすぎる人でも、話しやすいような資料でもあると感じました。
相手にわかりやすく伝えるにはどうしたらよいかを、改めて真剣に考える機会になりました。
伝わるまで諦めずに言い続ける大事さを学びました。
一生かけて、一人でも多くの人に啓発して行きます。

●薬物当事者/回復施設(栃木)
DARC職員という立場で活動をしているので、依存症からの回復支援に関する研修会に参加する機会は多いのですが、いざ参加してみると、全国の施設長や職員が集まった同窓会のような雰囲気で、内容についても、地域での連携の難しさや実際の活動とは乖離した理想論を唱えた物が多いように思います。
その点だけを見ても、今回の研修に集まった方々の職種や立場はそれぞれ違います。予防教育アドバイザーという、唯一、ASKさんだからこそ考えられ実現できる内容だったと思います。
2日間ずっと蛍光ペンを持ってテキストに書き込み続けた研修は大変ではありましたが、間違いなく、近年にはない多くの物を得られた機会となりました。
私は栃木県内の中学校・高校・大学・大学院など年間20箇所ほど、主に薬物乱用防止教室という枠で依存症という病いについてとその怖さについて話をしています。警察や薬剤師会、保護司会の方々が話す内容とは話の角度も違うので、時に非難を受けることもありましたが、今回の養成講座では「回復がある病い」だと話してよいと最初に伝えていただきました。そして様々な立場のアドバイザーと連携し合同で取り組んでもよいという話もありました。
私が普段から感じている、依存症に関する理解が地域で進まない歯がゆさや、時として卑屈になってきた自分にとって、大きな驚きと希望を与えていただきました。
これからを考えるとわくわくしてきます。
自分なりの最善を尽くして、この認定証の価値をあげていきたいと思っています。

●ギャンブル当事者(茨城)
依存症予防教育アドバイザーに加えていただきありがとうございました。
自分にギャンブル依存症問題が発症してからは、極力、当事者や家族会の中だけで活動してきました。
今回の研修で支援者との交流で大きな力がうまれることを実感しました。
これからは、自分の体験をもとにスキルを身につけて、予防教育に力を注ぎたいと思います。
そして、未だに繋がれていない将来の仲間に呼びかけたいと思います。

●アルコール当事者(京都)
今回は、いろんな依存症当事者・ご家族・支援者の皆さんと、2日間、有意義で奥深い講座に参加させてもらって感謝です。
本当に素晴らしい内容で、すごくよく頭のなかにはいっていきました。
これからは、教育アドバイザーとして活動をしていくことを考えると、自分自身がもっと一生懸命、真剣に学ばなければと感じました。
また2期の同期の仲間の皆さま、1期生、0期生の先行く仲間の皆さまと年に1回位でも集まって、意見交換し協力体制を強化できたらありがたいなと。
これからも学ばしてもらい、自分自身が生かされている意義、断酒の喜び感じながら、断酒新生・断酒幸福を困っているみなさんに伝えていきます。

●薬物当事者/俳優(神奈川)
これまでは、依存症について自分の体験だけしか知らなかったけれども、正しい知識やデータを知ることができて、自信につながったように思います。これからは、体験と知識やデータに基づく予防教育に取り組んでいきたいと思います。
いろんな分野の支援者の方と繋がれたことも貴重な財産になりました。

●ギャンブル当事者(長野)
濃密過ぎて、2日では足りないくらい素晴らしい内容でした。
この濃度を維持しつつ、これからも頑張っていただきたいし、時間が許せば応援にも行かせてもらえたら嬉しいです

●アルコール当事者/新聞記者(埼玉)
私はアルコールの当事者なので、自助会などで底つきの話など悲惨な例をいろいろと聞いています。しかし、ほかの薬物やギャンブルは当事者の話を聞く機会がなかなかありません。
今回、ギャンブルや薬物の実体験をうかがう機会があり、こうした当事者の経験を聞く時間を、カリキュラムに入れていただけるとさらにいいなと思いました。
ただ、時間的にはぱんぱんだと思うので、例えば合格者の中から、スキルアップしたい人に「アルコール」「薬物」「ギャンブル」など、専門家と当事者の話を聞ける追加講座(有料でいいと思います)を設けていただければ、ぜひ受講してみたいと思いました。

●ギャンブル当事者/回復施設(山梨)
参加型の講座もあり、「正しい知識」「回復の実感」「ライフスキル」を楽しく、そして、真剣に学ぶことができました。養成講座の最後にはテストもあり、なんだか懐かしい感覚だなぁ〜と思いながら取り組みました。
私にとって、とても有意義な2日間を過ごさせてもらいました。

【家族】
●アルコール家族/市議会議員(大分)
議員になってここ一年、知識や理論を身に付けることの必要性を実感しています。
この講座も知識を身につけることを目的に参加させてもらいましたが、結果的には知識を超えてたくさんのものを手に入れました。
自分自身が非常に癒され、さまざまな偏見にも気づくことができて。これからのライフワークとしてまなびながら取り組んでいく心構えができました。
まず短期的な目標は、中高校生、大学生、専門学校生、保護者、一般市民……に正しい知識を広げる。アルコールやギャンブルなどの落とし穴について知ってもらい、一概によいものではないという世論を形づくる。
その上で、条例やできれば法律などにアプローチしてより大きな力を動かしていく、というのが理想的な階段です。
長期的にというかライフワーク的には、生きづらさを抱えている人がゆるく広くつながる場をつくりたい。
今回の講座も、人は一人では何もできないことや孤独の辛さを知っていて、かつ心を許した人と分かち合える喜びを知っている人たちの集まりでした。(とても心地よい)
幅広くゆるくつながれる場を作りたいなあと感じました。考え続けてまいります。みんなと一緒に。大きなきっかけをありがとうございました。

●薬物家族/食育オーガニックアドバイザー・オーガニックフードマイスター(栃木)
全国から依存症を学びたいと様々な職種や当事者の方がいらして、刺激を受けた2日間でした。
アルコール、薬物、ギャンブルの正しい知識や社会からの偏見、健康障害など受講者の体験などを交えた講義は心に響き、つらい想いをして生きている当事者を、回復へつなげたいと思いました。ギャンブル依存のプロセス講義もとても勉強になりました。
教育、研修を見据えた講義の仕方やグループワークは、一方的な話ではなく参加型でわかりやすく、予防教育をする自覚が湧いてきました。
少しでも多くの命を救えるよう、私なりの研修を考えて努力いたします。
皆さんとずっとつながって、活動をシェアしたり、更なる学びの場でお会いできますことを願っております。

●ギャンブル家族/社会福祉士・精神保健福祉士・スクールソーシャルワーカー・介護福祉士(熊本)
2日間、色濃ゆい時間を過ごせました。
家族として感じたこの想いを、次の世代や今苦しんでいる家族・当人に伝えたいという思いが募っていたタイミングでこの講座を受けられたことに感謝しています。
当事者が依存症語る、家族が依存症を語る、このような枠組みは今までの社会資源にはなかったと思います。
一緒に受講した仲間とともに今後活動し、支援者も共に学び、一緒に依存症の回復について理解を深め、誤解が多いこの病について、一般市民が気軽に理解していく回復しやすい世の中になっていけばいいなと思います。
今後、家族として支援者として、依存症は回復できるんだと言う正しい知識を世の中に広めていく活動をしていきたいと思っています。
一人ではありません。たくさんの仲間と出会えたのでとても心強いです。

●アルコール家族(京都)
依存症者の家族は、当事者と同程度に病んでしまいます。妻のアルコールまみれの時期に繰り返した死闘の経験、心に追った深い傷、また、周囲の人への悪影響を断酒会例会で少しずつ吐露しては、日常生活とのバランスをとってきました。
二年半前から、地域でのエスバーツや家族のエスバーツに取り組んでまいりました。新しい方を家族会にお迎えして背負いこんだ大きな荷物を例会場で下ろしてもらう、自分たちの体験談と笑顔で迎えて、笑顔でまた来てくださいね、と見送る、そういうことを繰り返しているうちに、「負の遺産」が困り果てて例会場にたどり着いて下さったご家族に対して、有効な「人薬」になりうることがわかりました。酒害時代の体験談が「いま、困っている方のために役に立つ」というのは自分にとっても大きなエンパワメントとなりました。
依存症予防教育アドバイザーの募集要項を読んだときに、自分の「負の遺産」を一般の方のために役立てられる、もう一つの道が見えたような気がしました。
実際に受講が決まり参加してみると、ただものではない集まりだと痛感しました。
たった二日間でしたが、様々なジャンルや地域の皆さんと一緒に講義を受けて、不思議と仲間意識が芽生えました。
また、ギャンブルや薬物依存症の回復者の方々の正直さや明るさや連帯意識の強さには本当に驚きました。「ああ、ここまで自由に弾けていいのか」とうれしくなりました。それが非常に心地よく、新たな生きる指針を得たような気がします。
依存症予防教育の3つの構成と7つのユニットも、実際に講座を受けて学んでみると、予防教育の実践の上で実によく考えられていて、無駄がないことがわかりました。
まずは1期生の予防教育の場に参加させていただいて、そこから自分の地域での場の開拓を図りたいと考えています。

【支援者】
●NPO代表/社会福祉士(東京)
私はこれまで、HIV/性感染症の予防とケアの両面に支援者として関わってきました。
セックスドラッグが指定薬物として罰則が強化された2005年以降、薬物使用者からの連絡、LGBT、特にゲイ男性からの相談/支援が急増しました。
そんな中、ASK依存症予防教育アドバイザー養成講座に参加させていただき、より幅広い依存問題、アルコール、ギャンブルなどの話を聞くうちに、根底にある「生き辛さ」はかなり共通すること。多様な依存をライフスキルとともに語ることの可能性を実感しました。
今後はASKの皆様や研修で出会った方々とも繋がりつつ、学んだことを実践に生かして生きたいと思います。

●大学教員/社会福祉士・精神保健福祉士(埼玉)
2日間、その内容はとにかく濃厚で、いつも心がワクワクしていました。
まず私が今まで受講した講座と一番の違いは、受講生の半数近くが回復を実感されている当事者や依存症のご家族…ということ。その方々の発言や本音は重みがあって、机上のお勉強では学び得ない事ばかりなのです。
そして受講者30名が本当の意味で「対等」の立場で、予防教育のためのアドバイザーになるという同じ目標をもって一緒に学んでいる時間が、とても自然で肩に力を入れなくて済む心地よいものでした。
また、受講生が客体ではなく主体性をもって取り組める仕組みになっていた講座内容は、常に緊張感があってよかったと思います。
一般的な講座の、講師陣から知識を教えてもらって、受講者はそれを頭に詰め込む…と言う形ではなく、自分がアドバイザーになった時にいかに実践するか考える内容なので、意識が常に前向きで夢があるのです。
受講者のバックグラウンドは多種多様で、出身地域も様々なので、グループワークになると、皆で色々な意見やアイデアを出し合うことかできて、それらも全部「宝物」として持ち帰らせてもらいました。
「アディクション」を学んで、沢山の「コネクション」も創れました。
その第2期の出逢いに感謝して、これからも繋がっていきたいと思います。

●大学教員/看護師・保健師(熊本)
とても充実した2日間でした。
系統だった正しい知識を習得できたと思います。
また、当事者・家族・支援者といった参加者同士のつながりもでき、今後、予防教育活動を行っていく上で心強い支えになりそうです。
まずは、本講座で学んだ「正しい知識」「回復の実感」「ライフスキル」の3つの柱をもとに「依存症は病気であり、回復が可能であること」を身近なところから伝えてきたいと思います。これからも、よろしくお願いいたします。

●大学教員(神奈川)
2日間、全国からの当事者と支援者が集い、濃い時間を過ごすことができました。特に当事者の言葉は、とてつもない威力というか破壊力があり、圧倒されました。
1期生たちの活躍も拝聴することができ、この資格者の方向性を学ぶことができました。少しでも、依存症予防に貢献できるようにコツコツと努力していきたいと思います。

●社会福祉士・精神保健福祉士(神奈川)
まず、非常にわかりやすい資料と共に事前学習の機会を得られたことで、緊張の中でも話を聞きやすく取り組めたと思います。
2日間で予防教育を実践できる知識と技術を得なければ、というプレッシャーはかなりのものでしたが、今までにはない丁寧で詳細なシナリオがあることで、対象をしぼる等の工夫で自分にもできるかもしれないという自信を得ることができました。
ライフスキルの研修はやり慣れていない分、非常に難しいと感じましたが、当事者の方々のデモンストレーションやロールプレイが印象に残りましたので、復習がしやすいかと思います。
当事者も含め、立場や働く場、職種も全く異なる方々との研修は初めての経験で、始めは戸惑いましたが、当事者や異なる業種の方からの発言でハッとさせられたり、違和感を感じたり、多角的視点や対等性を体感したことで学びへの意欲が得られたと実感しています。どの分野においても、このような形式での講座や研修が必要と思いました。

●作業療法士・精神保健福祉士(神奈川)
普段は依存症の専門病棟にて勤務し、ある程度の知識を有しながら、入院患者様と接していました。この2日間を通して、各種依存症の基本的な知識を再確認するとともに、知らぬまま関わっていた点も見え、とても有益な時間となりました。
また、専門知識を持たない一般市民に対し、どのように伝えると、わかりやすいのか、考えるきっかけをいただき、大変ありがたい時間でした。
自身の知っている知識を披露すればよいだけではなく、相手に合わせた伝え方、訴え方をより一層学んでいきたい気持ちになりました。
今後そうした機会を通して、経験値を積んでいきたいと思います。
今回の講座の特徴は、様々な領域で依存症について関わっている方が一同に介し、情報交換を行い、自身の立場で行える予防教育について意見を出し合う機会をいただいたことです。
当事者の体験談もさることながら、多くの味方を得たような感覚でおります。
入院患者様のみに関わっていればその状態の様子や関わり方は伝えられるが、地域生活での様子などは弱い面があります。
しかし、多くの立場で関わっている方と出会い、引き出しを得、すべてを一人の専門家で解決する気持ちにならず、連携しながら,その道の専門家につなげる意識も持つことができました。多くの応募がある中で、受講をさせて頂けましたこと、大変感謝しております。この機会を有効に、生かしてまいりたいと存じます。

●看護師(福島)
この2日間は今後、看護師を続けていく上でも宝物になった貴重な体験でした。
看護師なのでアルコール依存症に関わることが多く、薬物、ギャンブルなどの関わりは薄く、まして当事者や家族の体験談を聞くことはほぼありませんでした。
看護師は依存症患者に陰性感情を持つことが多く、正しい知識を持って接することがどれほど大事で、今後を左右することが理解できました。
今後は看護師の教育という部分から関わり、家族会、断酒会、AA、行政など幅広く指導できればと思っています。

●精神保健福祉士(鹿児島)
1.他の依存症研修では認知行動療法などの技術については説明を受けるが、依存症の予防と回復に必要な「ライススキルの向上」について言及されることは少なく、「お酒を止めさせる」ことで終わりがちな部分に、不満を感じていました。自助グループや12ステップに流れる「生き方を変えて幸せになる」という回復プログラムを他の参加者と共有して語り合えることが、とても新鮮で楽しいひと時でした。
2.日本の依存症治療の現場に足りないのは回復した当事者の専門的な支援者だと感じています。アメリカ等の海外における依存症治療の現場はほとんどが依存症回復者です。今回、当事者である参加者が、ただ体験を語るだけではなく、依存症予防啓発の専門家として動き始めることがとても楽しみであり、今後医療現場にも当事者スタッフが増えていくきっかけになると嬉しいと思います。
3.最近、ゲーム依存の相談が病院にくる中で、必要なのは予防啓発活動だと日々感じておりました。子どもからゲーム依存をはじめとする依存症を遠ざけるのは、「ゲームダメ!禁止!規制!」ではなく、大事なのは子どものライフスキル向上を支援する親・教師・地域の関わりだと思っておりました。現場では依存症の事を知らない親や教師が「いかにゲームを取り上げるか、規制するか」ばかり考えており、子どもの心に全然向き合っていないことに大きな不安を感じていました。ASK認定予防啓発活動が広がっていくことで、子供の周囲の大人が、子供の「生きづらさ」に目を向けるようになると嬉しいと感じています。

●薬剤師(新潟)
運営スタッフの皆様、2日間本当にお世話になりました。
特に当時者の方の体験談、生の声を聞けたことが、今後の予防教育を行っていく上で非常に参考になりました。
また、全国の研修参加者との新しい出会いもあり、非常に刺激をうけました。依存症の正しい知識、ライフスキルも含め、薬剤師、多職種、地域、学校などに啓発していきます!

●保健師(東京)
依存症予防教育アドバイザーには、回復と成長を続ける責任があることを感じました。
単に養成講座で得た知識を伝えるのではなく、いかに、自分の掴んだ、依存症という病気から離れられずにいることの苦しさと生きづらさと、そこから回復することの喜びの実感を伝えられることができるか、そこをメッセージできるようになることが大切と感じました。
また、一方で自分の回復の実感を発信するだけではなく、アドバイザーとして対象者のニーズを掴む力、必要な知識と回復の実感を対象者が分かる言葉で、受け取りやすく洗練していく力も必要と感じました。
ライフスキルについても、研鑚と日々の実践が必要と感じました。
一つ一つ焦らず地に足をつけて、取り組んでいこうと思いました。