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アルコール関連問題

調査/データ

【資料】警告表示の変遷

アメリカでは、アルコール飲料のラベルに以下の警告表示をつけることが法律で義務づけられています。

<政府警告>

(1) 公衆衛生局長官によると、先天性障害の危険性があるため、妊娠中の女性はアルコール飲料を飲んではいけません
(2) 飲酒は、車の運転や機械操作についてのあなたの能力を損ない、健康問題を引き起こす可能性もあります

また、アメリカの公衆衛生局長官からは、以下の勧告が出されています。

<アルコールと妊娠に関する公衆衛生局長官の勧告>

公衆衛生局長官は、妊娠中の女性(あるいは妊娠の可能性のある女性)は、アルコール飲料を摂らないよう、さらに、食品や薬品のアルコール含有量を認識するよう勧告する。

ASKでは、日本でも、妊娠と飲酒に関する警告表示を容器や広告につけるよう酒類メーカーなどに要望書を提出しました。
2004年5月、ビール酒造組合が自主的に「妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります」との警告表示をつけると発表。その後、日本洋酒酒造組合・日本ワイナリー協会・日本蒸留酒酒造組合も同様の文言の採用を発表しました。日本酒造組合中央会は「妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に影響するおそれがありますので、気をつけましょう」という文言を採用。

米国の警告表示のイメージ

日本国内メーカーの自主的な警告表示のイメージ

女性は男性より、アルコールの害を受けやすいってホント?
少量の飲酒でも、乳がんのリスクが上昇!?
妊娠中・授乳中の飲酒は、赤ちゃんにどう影響するの?

厚労省「健康日本21<第2次>」に対応した内容です。

ASKリバーシブル予防パンフ①『妊娠とアルコール/女性とアルコール』

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