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ASKが共催した、胎児性アルコールスペクトラム障害(FASD)の予防と対策に関する国際フォーラムが開催されました

9月15日(土)、東京都千代田区の星陵会館にて、「胎児性アルコールスペクトラム障害の予防と対策に関する国際フォーラム」(主催:独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター、依存症対策全国センター、共催:特定非営利活動法人アスク〈アルコール薬物問題全国市民協会〉)が開催されました。

第1部のライリー先生の発表では、FASの顔貌特性についてアメリカでは3D画像での診断ができるようになったそうです。
脳梁が損傷を受けるので、右脳と左脳の情報交換が難しいこと。また、注意欠陥障害の鑑別診断に当てはまることが多いが違いがあり、胎児性のアルコール暴露とわかることで、より適切にサポートできることなどが発表されました。
カナダの小学校での調査では、ダウン症よりも多いとわかったそうです。アラスカでは、教師に8つの対応法をコーチすることによって、成果を上げています。

第2部は、福祉施設での子ども支援についての発表が行なわれました。
当初なんの障害だかわからず奮闘し、海外の文献を調べ、FASDに行きつくまでの経緯などの発表のほか、女性保護施設からは、依存症だった母親の支援について。井上祐紀先生の予備調査など、非常に盛りだくさんの内容でした。

フロア全体でのディスカッションも非常に多くの意見が交わされ、本邦におけるFASDへの取組みの大きな足掛かりになったことは間違いありません。

北海道から熊本まで、さまざまなジャンルの方々が参加してくださり、意義あるフォーラムになりました。