| アルハラ110番 調査結果 |
| イッキ飲み防止連絡協議会では、イッキ飲み・イッキ飲ませの防止には、「アルコール・ハラスメント=アルハラ」という、もっと大きな概念からの取り組みが必要と考えました。その手始めとして2000年4月〜5月にアルハラ110番を設置。EメールとFAXでの通報を呼びかけたところ、182件の事例が寄せられました。以下はその概要です。 |
事例: ●業界団体の新入会員歓迎会で、極端に度数の高い酒を混ぜ合わせた物を個人を狙い撃ちしてイッキ飲ませ。多数がダウン。被害者当人が救急車を手配。自分は急性アルコール中毒で緊急入院(ICU治療)、退院後も2週間くらい体調不良で、会社での信用を失った(社会人) ●大学医学部の部活動では集まりのたびにイッキがある。先輩医師や顧問が同席しても、伝統だからと面白がっている。ビールのイッキは自己紹介代わり、日本酒どんぶりイッキも。「いつか死者が」と心配だが、この狭い世界では先輩後輩の関係は一生つづくので強く抗議できない(学生) |
事例: ●会社より1年の海外派遣が決まり、その壮行会で、次々とお祝いの乾杯(主にウィスキー)を受けて倒れ、3時間ほどで死亡。(社会人) ●炭酸がダメな体質なのに、会社の歓迎会で合計ビール大瓶10本分イッキに飲まされ、気がついたら病院に。退院して出社したら「飲めないお前がバカだ」「医者代よこせ」と言われた。結局退社した(社会人) ●飲めないのに無理やりに飲まされて、といってもコップ3分の2程度のビールだが、真夏なのにひどい悪寒と吐き気に襲われ、ダウンジャケットを羽織って布団にもぐりひと晩中うなされた。独り暮しだったので、このまま助からないのではと、無性に怖かった(学生) |
事例: ●仕事の都合で、田舎の飲み会が多い町に引っ越した。まったく飲めないのにしきりにすすめられ、「この町では飲まないとやっていけない。飲みたくないなら、ここから出て行け」と毎回言われる。欠席すら許されない。「医者にも止められている」と言っても、「飲めば治る。訓練が足りない」。もう、この町に居たくない(社会人) ●体質的にアルコールが合わないのを学生時代に知り、社会人になっても、飲み会に行っても決して飲まなかった。ところが会社の課の先輩ふたりに「酒をつき合えない奴は信用できない。何を考えているのかわからない」と言われ、仕事上のコミュニケーションさえも満足に取ってもらえなくなった。数回、報復人事と思われる処遇も(社会人) ●新歓コンパで飲まされた。トイレに逃げても連れ戻される。建物の外に逃げるしかないが、そんなことをしたらサークルにいられない。退部し、その後サークル活動はしなかった(学生) |
| 冊子「アルコール・ハラスメント」には、より詳細な調査結果報告、遺族の声、アルハラ防止対策などが掲載されています。ぜひお買い求めください。 |
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