アルコール・薬物・その他の依存問題を予防し、回復を応援する社会を作るNPO法人「ASK」の情報発信サイト

アルコール関連問題

アルコール・薬物・タバコの予防教育

ASKでは設立以来、若者への予防教育に力を入れてきました。
単に「ダメ」と禁止したり、害を教えるというだけではなく、健康に生きていくための感情対処や誘いをきっぱり断わる方法など「ライフスキル」を教えることが、ASKの予防教育のポイント。
それはこんな流れで生まれました。

中学校・高校で予防教育が始まるまで

ASKでは設立翌年の1984年から86年まで3回にわたり中・高生の飲酒実態調査を実施しました。
その結果も踏まえ、86年に文部省に対して、アルコール予防教育を小・中・高の授業に取り入れるよう文部省に申し入れています。

1988年にはこの問題への認識を広めようと、「若者とアルコール」のテーマで、市民学習会を開催。
多くの教育関係者が参加し、中学生や高校生に向けて「薬物としてのアルコール」についてどう教えればよいか、医療・研究の分野や教育現場での実践をもとに考えました。
20代で依存症となった若者たちの体験談も。
薬物の害を教育するだけでなく「健康に生きていくためのスキル
を合わせて伝えていく必要性が浮き彫りになりました。
以降、2008年まで21回にわたり、教育関係者向けの「夏季学習会」として継続。
養護教諭に少しずつ依存症・摂食障害・自傷などについての認識が広まっていったことで、役目を終えました。

1989年に教育指導要領が改定され、中学校では92年から、高校では93年から、保健体育の授業で「喫煙、飲酒、薬物乱用の防止について理解させる」内容が組み込まれます。

ASKではこの授業スタートに先立ち、1990年から中学・高等学校から独自のプログラムによる予防教育出張講座をスタートします。
イッキ飲みによる死者が相次いだ91年からは、大学生向けの出張講座を開始しました。
93年には教師向けの実践集を刊行。予防教育や生徒によるイベント、飲酒問題への対応・介入のノウハウをまとめたものです。

「ASK方式の予防プログラム」スタート

2002年にはようやく小学校高学年でも予防教育が始まることに。
この流れに合わせ、2000年からは小学校向けも加えた「ASK方式の予防プログラム」を開発しました。
オリジナルのパネルやロールプレイを用いた、生徒参加型のプログラムです。
「自己信頼」「正しい知識」「自分を守る技術」の3つの柱を組み合わせているのがポイント。
数々の海外の教育現場を視察してきた成果も生かされています。

現在実施している出張講座や研修の内容については、アスク・ヒューマン・ケアのホームページをご覧ください。
小学校・中学校・高校向け
大学・専門学校など向け
教師・保護者向け
一般向け
職場向け

2002年には子ども向けのアルコール・薬物・タバコの予防ホームページ「アスク・キッズ」を制作します。
アニメとクイズで予防知識を身につける内容は、学校の授業などでも活用されたほか、子どもだけでなく薬物問題に悩む大人たちも訪れました。

翌2003年には、思春期のライフスキルを学ぶホームページ「自分らしく生きるための道具箱」を制作。
ドッカン・オロロ・ネッチーのキャラクターとともにアサーティブなコミュニケーションを学ぶコーナーが大好評で、感想・意見コーナーには開設から5年余りの間に小学生から大人まで200近い声が寄せられました。

上記のサイトはネット環境の変化に伴い、現在は休止していますが、「自分らしく生きるための道具箱」にあったライフスキルのコラムのみ、こちらでご覧いただけます。

小学校から大学の生徒向けの予防教育をご検討されていて、具体的な料金やプランなどに関するお問い合わせはお問い合わせフォームからお願いいたします。