アルコール・薬物・その他の依存問題を予防し、回復を応援する社会を作るNPO法人「ASK」の情報発信サイト

アルコール関連問題

「健康日本21」は、2000年に厚生省(現・厚生労働省)により策定された、国の総合的な健康政策です。
「栄養・食生活」「たばこ」「糖尿病」「がん」「アルコール」など9分野で課題を選定し、達成すべき数値目標を定めました。
2008年に一部を改正、2013年度からは全面改正された「健康日本21(第二次)」が適用となりました。第二次は、2022年までの10年間となっています。

一次と二次、3つの指標

「アルコール」に関しては、第一次から引き継がれた指標と、新たに打ち出された指標・数値目標があります。
まとめて整理すると――

 節度ある適度な飲酒

1日平均純アルコール20g(1単位/2ドリンク)程度。
ただし、女性や体質的に弱い人、高齢者は、より少量。

第一次で打ち出された指標で、男女とも知識の普及率100%が目標とされていたが、当初の認識からほとんど改善がみられなかった。
「一層の啓発活動が必要である」とされ、第二次でも引き続きこの情報を一般に提供することとされた。

 生活習慣病のリスクを高める飲酒

男性は1日平均純アルコール40g(2単位/4ドリンク)以上、
女性は1日平均純アルコール20g (1単位/2ドリンク)以上の飲酒。

これにあたる飲酒は、生活習慣病(がん、高血圧、脳出血、心臓病、糖尿病など)のリスクが高まるとされる。
第二次で新たに打ち出された指標。
2010年時点では、男性15.3%、女性7.5%があてはまる。
2022年度までに、男性13%、女性6.4%が目標とされている。(それぞれ15%の削減を目標とする)

 多量飲酒

1日平均純アルコール60g(3単位/6ドリンク)を超える飲酒。

健康問題や社会問題の多くが、この多量飲酒者によって引き起こされていると推定される。
第一次で多量に飲酒する人の割合を減少させる目標が掲げられたが、結果としては逆に男女とも増加していた。そこで引き続き第二次でも、低減に向けた努力が求められている。ただし目標値は立てられていない。

基本計画の数値目標へ

ちなみに健康日本21<第二次>では、「未成年者の飲酒を34年度までに0%とする」「妊娠中の飲酒を平成26年度までに0%とする」という目標も打ち出されています。

第二次で打ち出された数値目標はアルコール健康障害対策基本法にもとづく国の基本計画において、重点課題1「飲酒に伴うリスクに関する知識の普及を徹底し、将来にわたるアルコール健康障害の発生を予防」の目標として組み込まれています。

ASKでは3つの指標をこう整理!

第一次と第二次で複数の指標があるため、ASKでは伝わりやすい啓発活動のため、以下のように整理しています。(男性の場合)
●1単位 ⇒ 飲酒するなら「一日一単位まで」がもっとも賢い選択
(節度ある適度な飲酒)
●2単位 ⇒ 生活習慣病のリスクあり
(生活習慣病のリスクを高める飲酒)
●3単位 ⇒ 健康・社会生活・家庭・人間関係などに危険が及ぶ
(多量飲酒)

20グラムのアルコールとは…

ビール 日本酒 ウィスキー ワイン チューハイ 焼酎
ビール500mlのイメージ 日本酒1合のイメージ ウィスキー60ml(ダブル1杯)のイメージ ワイン200ml(グラス2杯)のイメージ チューハイ350ml(7%)のイメージ 焼酎100ml(25度)のイメージ
500ml
(中ビン1本またはロング缶1本)
180ml
1合
60ml
(ダブル1杯)
200ml
(グラス2杯)
7%のもので350ml 25度のもの100ml

ASKではこの20グラムを「アルコールの1単位」と呼んでいます。

株式会社アスク・ヒューマン・ケアでは、
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