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薬物乱用・依存

知識

薬物依存症 家族はどうしたらいい?

子ども、配偶者、恋人、きょうだい、親など、大切な人に薬物の問題があるとき……
家族や友人として何ができるでしょうか。
ポイントを挙げてみます。
 

  • まず薬物依存について理解することから始める。
  • 家族自身が、家族会や自助グループ、精神保健福祉センターの家族教室などにつながる。
  • こうした集まりで、知識を得るだけでなく、気持ちを話して楽になる。
  • 薬物を「やめさせる」ことはできないが、「やめる手助け」はできる。
  • やめるという約束を破っても、裏切られたと思わない。それは病気がさせたこと。
  • 監視・取り上げ・説教・叱責・約束の強要をしない。
  • 「自分が何とかしなければ」と思わない。
  • 育て方が悪かったなどと、自分を責めない。
  • 責任の肩代わりをしない。助けてあげる人がそばにいる限り、よくならないから。
  • 自分の気持ちを正直に伝える。
  • 依存症者に向けている注意を自分に向け、自分のケアをする。
  • 自分に「できること」と「できないこと」を区別する。
  • 祈る。
  • 薬物以外の部分でコミュニケーションをとる。
  • 「やめたい」「やめられない」という言葉が出たときが回復のチャンス。
  • 暴力からはすぐ逃げる。
  • 警察に通報するなら、「薬物は許さない。しかし、見捨てたわけではない。回復に関する援助はする」ときっぱり伝える。
  • 服役した場合、出所したその足で「ダルク」など回復の場につながるよう準備しておく。
  • 精神科に入院した場合は、入院中に自助グループやダルクなどにつなげる。

以上は、単行本『誰にも聞けなかったドラッグの話』をもとにしています。
誰にも聞けなかったドラッグの話

誰にも聞けなかったドラッグの話
「薬物依存症」回復者が答える 96の相談メール

家族や恋人、本人からの96の相談に、薬物依存から回復した支援者が答えています。家族の立場からのアドバイスも。
相談機関リストやアドバイス一覧などの資料編つき。

【回答者】
トシ(辻本俊之)
埼玉ダルク・ディレクター
10代の頃、薬物依存に陥り、治療方法がわからないまま、東京地方裁判所において、懲役1年6ヵ月、執行猶予3年の判決を受ける。その後、薬物依存者の社会復帰をめざす「ダルク」にてプログラムを受ける。

めば(倉田めば)
大阪ダルクのピア・ドラッグカウンセラー
シンナー、大麻、処方薬などの薬物依存者。元職業カメラマン。

コンドウ(近藤京子)
ASK編集スタッフ
きょうだいの覚せい剤依存に悩み、自助グループにつながる。そこで季刊『Be!』に出会い、その後、編集に加わる。スペインの薬物依存回復施設で研修を受け、現在、各地の施設などでグループのファシリテーションやセミナー講師も務める。

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活動履歴

  • アルコール関連問題薬物乱用・依存ネット・スマホ依存ギャンブル依存ライフスキル
    ダメ絶対だけでない依存症予防教室モデル授業(福岡会場)が開催され、ASK代表今成知美が登壇しました
    2017/12/04
  • アルコール関連問題薬物乱用・依存ネット・スマホ依存ギャンブル依存ライフスキル
    ASKのホームページがリニューアルしました!
    2017/11/30
  • アルコール関連問題薬物乱用・依存ネット・スマホ依存ギャンブル依存ライフスキル
    ダメ絶対だけでない依存症予防教室モデル授業(大阪会場)が開催され、ASK代表今成知美が登壇しました
    2017/09/12