アルコール・薬物・その他の依存問題を予防し、回復を応援する社会を作るNPO法人「ASK」の情報発信サイト

依存症とは

依存症って何?

今、日本の医療・援助・自助の分野で「依存」「依存症」というとき、それはおよそ、次のような意味です。

「何かの習慣的な行動が、自分の生活や人生にダメージを与えているのに、意志の力ではそれがやめられない状態のこと」

よくあるのは、次のようなケースです。

飲酒によって肝臓をこわし、家族に飲みすぎを責められ、仕事にも支障が出ているのに、飲み続けている
――(アルコール依存)

違法薬物を使用して逮捕され、執行猶予になった。もう決してやらないと周囲に宣言したのに、再び使ってしまった
――(薬物依存)

パチンコで多額の借金。家族に頭を下げ、二度とこんなことは繰り返さないと誓って肩代わりしてもらったが、数年後、再び借金が発覚
――(ギャンブル依存)

オンラインゲームに夢中になるあまり、成績が低下し、睡眠不足などによる体調悪化も。親がインターネットの契約を解除したら暴力に
――(ネット依存)

ほかにも、ショッピング・仕事・恋愛・SEXへの依存、また摂食障害、自傷(リストカット)、盗癖(クレプトマニア)なども依存問題の側面をもちます。痴漢など性犯罪についても、依存問題ととらえた上での加害者臨床アプローチが始まっています。

共通するものは何?

依存の種類が違っても、本質には共通する点があります。

ストレス・心の痛み・むなしさや寂しさなどを、酔いや高揚感によって「自己治療」するという側面があること。
それが習慣化するうちに、依存が進行し、自分でもコントロールが効かなくなり、逆に自分を傷つけるものになっていきます。
意志の力ではやめられないだけでなく、むしろ「こんなことではダメだ」「やめられない自分は情けない」と自分を責める気持ちが、さらに依存へと駆り立てることが多いのです。

もっとも大切な点は、治療や援助、そして仲間との支え合いによって、回復と社会復帰が可能だということです。

現在、日本の各地に依存症からの回復のための自助グループがあります。
アルコール依存症の自助グループ「断酒会」や「AA」、薬物依存症の自助グループ「NA」、ギャンブル依存症の自助グループ「GA」などです。
また、家族や友人のためのグループも多数あります。

自助グループ一覧

では依存の中身を見ていきましょう。
依存には大きく分けて、「物質」への依存と、「行為(プロセス)」への依存があります。

物質依存
行為(プロセス)依存

なお、恋愛依存や、狭義の「共依存」などを人間関係への依存と呼ぶこともあります。

活動履歴

  • アルコール関連問題
    2017/12/08
  • アルコール関連問題
    沖縄県那覇市にて、飲酒運転防止インストラクター養成講座のスキルアップ研修を開催しました。
    2017/12/07
  • アルコール関連問題
    沖縄県那覇市にて、飲酒運転防止インストラクター養成講座の地区別スクーリングを開催しました。
    2017/12/06