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物事を決める方法は、子ども時代と思春期とで大きく違います。子どもは、責任をもった決断がまだできません。たとえばオヤツに何を食べるか、今日はコートを着ていくか、何時まで遊ぶか……すべて大人のアドバイスが必要です。というのも、結果を予測して行動する能力が育っていないから。行動の理由は、楽しいから、やってみたいから、などなど。それがうまくいけば再びやるし、ひどい目にあえば次はやらない、という試行錯誤の中にいるのです。
思春期になると、栄養やカロリーを考えて食べ物を選んだり、TPOや気候で洋服を考えたり、試験までの日数を数えて計画を立てたりもします。進路の決定といった人生上の決断も始まります。つまり、自分の健康に自分で責任を持ち、今の生活に自分で責任をもち、さらに自分の将来に対しても責任を持つようになるのです。
大事なのは、誰かの言うなりではなく「自分で決める」こと。そして、もしも思ったような結果が出なくても、誰かのせいにするのではなく自分で引き受けることです。
実はそれが、大きな力になるのです。というのも、「うまくいかないのは誰かのせい」と感じていたら、その誰かが変わるまでは、つらさから抜け出せないことになります。けれど自分が決めたことなら、たとえ失敗してもそこからたくさんのことに気づけるはず。それが、次の挑戦のための貴重な経験となるのです。
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