アダルト・チャイルド(AC)のページ
イラスト:河西亮(「アダルト・チャイルドが自分と向きあう本」の表紙より )
このページを開いてくださったあなたに。

 ようこそいらっしゃいました。私はアスク・ヒューマン・ケア取締役・研修相談センター所長、水澤都加佐(みずさわ つかさ)と申します。

  いま私は、あなたがどのような気持ちでこのページを開かれたのかを考えています。もしかしたらあなたは、アダルト・チャイルドとは、いったいなんなのかを知りたいと思っておいでですか。それとも、なにか生きにくさを抱えて、藁をもつかむ思いでここを訪れたのでしょうか。

 このページが、何か具体的にお役に立つことができるならと願っています。まずはじめに、アダルト・チャイルドという言葉について、その生い立ちをお話しましょう。

アダルト・チャイルド(アダルト・チルドレン)という言葉
 1970年代の中頃、アメリカで、ひとりのソーシャル・ワーカーが病院でアルコール・薬物依存症者の子どもの援助にあたっていました。しかし、ひとくちに子どもといっても、小さな子も、ティーン・エイジャーも、成人に達した子どもも依存症者の家族にはいたのです。そこで彼女は、小さな子どもたちのグループを「ヤング・チルドレン」のグループ、十代を「ティーンエイジ・チルドレン」のグループ、そして大人になった人たちを「アダルト・チルドレン」のグループと名づけ、それぞれにプログラムを提供しました。これがアダルト・チャイルドという言葉が生まれた背景だったのです。要するに、アダルト・チャイルドとは「問題状況の中を一生懸命生きて大人になった人」という意味なのです。そしてアダルト・チャイルドには、様々な生きかたのパターンと生きにくさの課題があることも次第に明らかになりました。
アダルト・チャイルドは、回復する

 このアダルト・チャイルドという言葉を生み出したソーシャルワーカーが、クラウディア・ブラックです。彼女は、ACの回復ステップを次のように提唱しています。

1 過去(子ども時代)を探る

2 過去(子ども時代)と現在をつなげる

3 自分の中にとりこんだ信念に挑む

4 新しいライフスキルを学ぶ

 研修相談センターでは、クラウディア・ブラックをはじめとする海外の講師を招いてワークショップや講演会を開いています。また常設セミナーとして「ACとインナーチャイルドワーク」「共依存と私」「グリーフ・ワーク」などを私が担当しています。

 ぜひ、一度いらしてみてください。

 なお、このページについている象のイラストは、次のようなエピソードに由来していますので、ちょっとお話しておきます。(詳しくは『アダルト・チャイルドが自分と向きあう本』7章をお読みください)

 サーカスに連れてこられた小象は、足に鎖をつけられます。どんなにもがいても鎖はとれません。こうやって小象は自分が非力であることをとことん思い知らされるのです。やがて小象は育ち、足の鎖はロープに、そしてスカーフに替わります。でも象は大人になっても、幼いころに擦り込まれた鎖のイメージにとらわれ、逃げることができないと信じています。

 ACもこの象と同じで、幼いころに擦り込まれた自己イメージに今も縛られているのです。でも、私たちの足にもう鎖はありません。私たちは自分の力でどこへでも行けるのです。このことを心の底から信じられるようになることが、ACにとっての回復だと、私は信じています。ご自分の中にいる「小象」=インナーチャイルドをかわいがり、勇気づけてあげてください。

CONTENTS
イラスト:河西亮(「アダルト・チャイルドが自分と向きあう本」の表紙より )
クラウディア・ブラックからのメッセージ
機能不全家族のルール
自分をふりかえるためのチェック項目とアドバイス
私もちょっと一言!(体験談ほか)
AC自助グループ・援助グループのリスト
AC関連のホームページ(リンク集)

※以下はアスク・ヒューマン・ケアのページです。


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